札幌市 東区役所駅目の前 セレスタ札幌にあるIT・バックオフィス業務に特化した就労継続支援A型事業所

AI活用で就職に近づくために 札幌の事業所がAIに踊らされない使い方を本音で解説

「AIに仕事を取られるかもしれない」「でも、AIを使えないと置いていかれる気がする」。最近そんな声をよく聞きます。札幌で就労継続支援A型事業所ネクサスリンクを運営していると、利用者さんやそのご家族から、AIについての相談を受ける機会が増えてきました。

結論からお伝えすると、AIはとても便利な道具です。数年後には、ひとり1AIを当たり前のように使う時代が来ると考えています。ただ、道具に振り回されてしまう人と、道具として上手に使いこなす人で、はっきりと差がついてきました。

このコラムでは、就労支援の現場で実際にAIを使い、利用者さんにも教えている立場から、AI活用で就職に近づくための本音をお伝えします。インフルエンサーが見せる派手なテクニックではなく、明日から使える地味で本質的な話です。

目次

AI活用は就職に有利になるが踊らされる人も増えている

AI活用は就職に有利になるが踊らされる人も増えている

AIを使えるかどうかが、これからの就職活動で大きな差になります。事務作業、文章作成、調べもの、画像加工、簡単なプログラミング。少し前まで専門スキルが必要だった仕事を、AIがあれば未経験の方でもこなせるようになってきました。

AIは一見すると頼れるパートナーに見える

AIに話しかけると、丁寧で人間っぽい返事が返ってきます。優しい言葉で寄り添ってくれて、こちらの話をちゃんと聞いてくれる感じがする。思わず「自分のことを一番わかってくれている存在かも」と錯覚してしまう人もいるくらいです。

でも、ここで立ち止まってほしいんです。AIは人間っぽく振る舞うように作られているだけで、本当にあなたのことを理解しているわけではありません。AIに気持ちよく相槌を打ってもらって満足しているうちに、肝心の仕事が進んでいないという話もよく聞きます。

数年後にはひとり1AIの時代が来る

これは断言できます。スマホがそうだったように、AIも近いうちにひとりが1つ持つのが当たり前になります。だからこそ、今のうちから「使われる側」ではなく「使う側」になっておく必要があります。

ネクサスリンクでも、AIで作れる成果物を実際に見ていただく機会を増やしています。チラシも動画も、AIがあればここまで作れる時代になりました。問題は、そのAIをどう使いこなすかです。

AIブームは過去に3回来ている 今のAI活用が本物と言える理由

「最近よく聞くAIって、結局また流行りものでしょ」と感じている方もいるかもしれません。実はAIブームは今回が初めてではなく、過去に2回、似たような熱狂と冷め込みを経験しています。総務省の情報通信白書でも紹介されている、よく知られた歴史です。

第1次AIブームは1950年代後半から1960年代

最初のブームは1950年代後半から1960年代にかけてやってきました。コンピューターが推論や探索を行えるようになり、迷路を解いたり数学の定理を証明したりといった単純な問題に対して、答えを出せるようになった時代です。当時の人々は「これは人類の未来を変える」と興奮しました。

ところが、現実の社会で起こる複雑な問題には太刀打ちできず、AIは一度冬の時代を迎えます。

第2次AIブームは1980年代 ドラクエ4が象徴的

2回目のブームは1980年代です。専門家の知識をコンピューターに教え込む「エキスパートシステム」が実用化され、特定分野で活躍するAIが続々と生まれました。日本では政府が「第五世代コンピュータ」という大型プロジェクトを推進していた時期でもあります。

ゲームの世界でも、1990年2月に発売された「ドラゴンクエスト4」が「AI戦闘」を初めて導入してパッケージで「人工知能搭載」と大々的に宣伝しました。仲間が自分で考えて戦ってくれる仕組みに、当時の子どもたちは衝撃を受けたものです。ボス戦でクリフトが効かないザラキを連発する有名な逸話も、この第2次ブームの真っ只中の出来事でした。

ただ、必要な知識をすべて人間が手入力で教え込む必要があったため、現実の複雑な世界に追いつけませんでした。1990年代に入り、2回目の冬の時代がやってきます。

第3次AIブームは2000年代から現在 生成AIで爆発した

3回目のブームは2000年代に始まり、現在まで続いています。インターネットで集まる膨大なデータと、機械学習・ディープラーニングという新しい技術の登場で、AIは別物に進化しました。2012年に画像認識でAIが人間並みの精度を達成し、2022年にChatGPTが登場して一気に爆発しました。

ここで知っておいてほしい本質的な話があります。今の生成AIは、「むかしむかし」と言われたら「あるところに」と続けるのが自然だと、過去の膨大な文章から推測しているにすぎないんです。AIは意味を理解しているわけではなく、次に来る言葉を確率で予測しているだけ。すごく賢く見えますが、仕組み自体は意外とシンプルです。

それでも、過去2回と違って今回のブームは終わる気配がありません。AI活用は一過性の流行ではなく、ひとり1AIの時代に向けて確実に社会に根付いていきます。だからこそ、今のうちに正しい付き合い方を身につけておく価値があるんです。

AIには得意不得意がある 就職に役立つ3つの主要AIの違い

AIを仕事で使える力を身につけたい

AIと一口に言っても、いくつも種類があります。それぞれ得意なことと苦手なことが違うので、就職を見据えるなら最低限の違いは知っておいたほうが得です。

Claude 自然な文章とコーディングが得意

Anthropic社が開発しているAIです。人間が書いたような自然な文章を生み出すのが得意で、プログラミングのコードを書く力もとても高い評価を受けています。指示への忠実さも特徴で、長い文章や複雑な業務指示にも正確に応えてくれます。

このコラム自体も、実はClaudeに書いてもらっています。違和感なく読めているとしたら、それがClaudeの実力です。

ChatGPT AIの代名詞のような存在

OpenAI社が提供する、世界で一番使われているAIです。週間アクティブユーザー数は9億人を超えていて、AIといえばChatGPTを思い浮かべる方が多いほど普及しています。最近は性能もぐっと上がってきて、画像生成や音声会話、データ分析まで一つにまとまった万能型として進化しています。

万能ではあるものの、たまにこちらの意図とずれた回答が返ってくることもあります。何度か聞き直してすり合わせる感覚で使うと、いい結果が得られます。

Gemini GoogleのAIでNotebookLMが便利

Googleが出しているAIです。Googleの各種サービスとの連携が強みで、特にNotebookLMという機能は資料を読み込ませて整理するのに非常に便利です。チャットでの対話は他社と比べてやや物足りなさを感じる場面もありますが、用途を絞れば強力な武器になります。

就職活動で履歴書を書くとき、業界研究をするときなど、複数の資料を一気に読み込んで整理してもらう使い方ができます。一つのAIに絞らず、用途に応じて使い分けるのがおすすめです。

AI活用で一番気をつけたいハルシネーション 就職活動で痛い目を見ないために

AI活用で一番気をつけたいハルシネーション 就職活動で痛い目を見ないために

AIを使い始めた方が、必ず一度はぶつかる問題があります。それがハルシネーションです。AIがもっともらしく嘘をつく現象のことを指します。

AIは自信満々に間違ったことを言う

困ったことに、AIは間違ったことを「これが正解です」という顔で答えてきます。実在しない法律を引用したり、存在しない統計データを出してきたり、嘘の人物の経歴を語ったり。Wikipediaにも記載があるくらい、これは有名な現象です。

仕事や就職活動でこれをそのまま使うと大変なことになります。志望企業の情報がAIに聞いたら出てきたから、と思って面接で話したら、その情報自体が事実と違っていた。そんな笑えない話もありえます。

人間の脳は楽をしたがるから嘘を見逃しやすい

もっと厄介なのは、人間の脳が楽をしたがる性質を持っていることです。AIがそれっぽい答えを出してくれると、つい「これでいいや」と確認をサボってしまう。脳が「考えなくていい」と判断したら、もう疑う気持ちが働かなくなります。

だからこそ、AIの答えは必ず自分で確認する習慣が必要です。特に数字や固有名詞、法律や制度に関する情報は、公式サイトや一次情報で裏取りすること。これだけで、AIに踊らされるリスクをぐっと減らせます。

プロンプトより大事なのはAIがどこまで理解しているかの確認

プロンプトより大事なのはAIがどこまで理解しているかの確認

SNSやYouTubeで、AIインフルエンサーが「魔法のプロンプトで仕事が10倍はかどる」と語っているのを見たことはありませんか。実演されると、確かにすごく見えます。でも、ここに大きな落とし穴があります。

プロンプトが魔法に見えるのは知らないジャンルだから

インフルエンサーが見せるプロンプトの実演がすごく見えるのは、たいてい視聴者がそのテーマを深く知らないからです。AIが出した答えを「すごい!」と感じても、本当にその分野に詳しい人が見たら粗が見えていたりします。

自分の本業や、よく知っているテーマでAIを使ってみてください。すぐに気づきます。「これ、ちょっと違うな」「ここの理解が浅いな」と。本当に役立つアウトプットを得るには、プロンプトの呪文を覚えるより別のスキルが必要なんです。

山・川・海を想像してみるとわかる、理解させながら進めることの大切さ

山・川・海を想像してみるとわかる、理解させながら進めることの大切さ

ではここで。少しだけ実験をさせてください。
今から1分で「山と川と海」を想像してください。
いいですか?「山と川と海」を1分だけ目を閉じて頭の中に想像してみるんですよ。

では、1分間、スタート!

..

….

……

……….

……どんな景色が浮かびましたか。雄大な富士山と清流と青い海でしょうか。北海道の山並みと石狩川と日本海かもしれません。中には森の中の小さな滝を思い浮かべた方もいるでしょう。

でも。

実は私が想像していたのは、漢字の「山」「川」「海」という3文字でした。風景ですらなかったわけです。

たった数文字の言葉だけでは、人間同士でもこれだけ認識がずれます。AIとのやり取りも同じです。少ない言葉で指示を出すと、AIは勝手に解釈して動き出します。出てきた成果物を見て「思っていたのと違う」となるのは、AIのせいではなく、伝え方の問題なんです。

AIに作業させる前に理解度を確認する

本当に大事なのは、AIがあなたの指示をどこまで理解しているかを先に確認することです。やり方はシンプルで、「分からないことがあったら、事前に質問してください」とAIに指示するだけ。返ってきた質問に回答していけば、AIが何をどう受け取ったか一目瞭然です。

ずれていたら修正する。合っていたら作業を進めてもらう。この一手間を入れるだけで、AIの成果物の質は驚くほど上がります。人間以上の成果を出してくれることも珍しくありません。

このコラムも、Claudeが書いていることはお伝えしたとおりです。でも、書く前に「何を伝えたいか」「どんな読者に届けたいか」を丁寧にすり合わせています。だから、ここまで読んでくださっているあなたに届く文章になったわけです。

6割でいいから形にする 就労支援の現場で大事なAI活用のコツ

6割でいいから形にする 就労支援の現場で見えてきたAI活用のコツ

AIを使い始める方に、よくお伝えしているコツがあります。それは「6割の完成度でいいから、まず形にしてみる」ということです。

最初から完璧なものは作れない

ネクサスリンクのコラムも、最初の頃の記事を読み返すと、恥ずかしいくらい変なものもあります。文章が硬すぎたり、誰に向けて書いたのかわからなかったり。でも、書き続けてきたから今があります。

失敗を恐れて手を動かさないことが、一番もったいない。少しずつでも形にしていくと、何が良くて何が悪いのかが少しずつ見えてきます。そこから初めて、改善のサイクルが回り始めます。

形にすることで初めて気づけることがある

頭の中で完璧な企画を考えていても、それを誰かに見せて反応をもらうまで、本当に良いのか悪いのかはわかりません。AIで作ったものをまず出してみる。フィードバックをもらう。次に活かす。この繰り返しが上達への近道です。

これは就労支援の現場でも同じです。小さな習慣を積み重ねることで人は伸びていきます。AIを使うスキルも、毎日少しずつ触れていくことで身についていくものなんです。

AIに頼り切らず最終判断は自分でする

6割で形にして、そこから磨いていく。この過程でAIに頼ることは構いません。ただし、最終的に世に出すものは自分の目で確認することが大切です。文章なら読み直す、データなら数字を確かめる、企画なら筋が通っているか考える。

AIが出したものを「そのまま」使うのではなく、自分のフィルターを通す。この一手間を惜しまない人が、AIに踊らされず使いこなせる人になっていきます。

AIがしょせん道具と言える理由 見識を学ばないと使いこなせない

AIがしょせん道具と言える理由 見識を学ばないと使いこなせない

ここまでお伝えしてきた話の根っこにあるのは、たった一つです。AIはとても素晴らしい技術ですが、しょせんは道具だということ。あなたの代わりに人生を生きてくれるわけでも、最終的な責任を取ってくれるわけでもありません。

AIに丸投げしてはいけない 最終判断はあなた自身

どんなに賢いAIでも、あなたの仕事の最終判断を代わりにすることはできません。AIが出した文章を取引先に送るかどうか、AIが書いたコードを本番環境にデプロイするかどうか、AIの提案をお客様にお伝えするかどうか。決めるのは全部あなたです。

そして、世に出したあとに問題が起きたら、責任を負うのもあなた。「AIがそう言ったから」は通用しません。だからこそ、AIに丸投げするのではなく、自分で判断できる土台が必要なんです。

仕事の見識があるからAI活用が活きる

ここで言う「土台」とは、仕事についての見識のことです。何がビジネスマナーとして正しいのか、お客様に喜ばれる仕事とはどんなものか、報連相のタイミングはどうあるべきか。休まず通所することの意味。こうした基本を身につけている人がAIを使うと、AIは強力な武器になります。あなたの力が何倍にもなって返ってきます。

例えば、メールの返信文をAIに書かせる場合。仕事のマナーがわかっている人なら、AIが出した文面を見て「この表現は相手に失礼だな」「ここは一文足したほうがいい」と判断できます。土台があるから、AIの提案を自分の意図に合わせて磨けるんです。

見識なしにAIを使うとトンチンカンな答えを垂れ流す

反対に、しっかりとした見識を学ばずにAIを使うとどうなるか。AIが出した答えが正しいのか間違っているのかの判断がつかず、トンチンカンな回答をそのまま右から左へ流してしまいます。そうしているうちに、自分でも何が正解で何が間違いかわからなくなっていきます。

これは、AIに使われている状態です。便利な道具のはずが、いつのまにか道具のほうに振り回されている。仕事の信頼を失うのは一瞬ですが、取り戻すのは何倍も時間がかかります。

そうならないために、まずは仕事の基本を働きながらしっかり学んでいきましょう。順番が大事です。先に見識、あとからAI活用。この順番を守っていれば、AIはあなたを助ける最高の道具になります。

札幌のA型事業所ネクサスリンクで学ぶ仕事に活きるAI活用

ここまでお伝えしてきたことを、ネクサスリンクでは利用者さんに実務を通じて教えています。難しい理論ではなく、明日から使える形でお伝えしているのが特徴です。

業務の中でAIを使う場面が用意されている

ECサイト運営、Webデザイン、データ入力、動画制作、経理補助。ネクサスリンクの業務には、AIを活用できる場面がたくさんあります。業種別のAIエージェント活用例もコラムで詳しく紹介しているので、興味があれば読んでみてください。

働きながら、実際の仕事の中でAIに触れていくと、テキストや動画講座で学ぶ何倍も身につきます。失敗してもスタッフがフォローするので、安心して試行錯誤できる環境です。

札幌で働きながらAIスキルを伸ばせる

就労継続支援A型事業所は、雇用契約を結んで最低賃金以上のお給料をもらいながら働ける場所です。北海道の最低賃金は時給1,070円なので、週20時間から始めても、毎月安定した収入が入ります。A型事業所の最低賃金の最新情報もぜひ確認してみてください。

札幌でAIを学べるA型就労支援を探している方は、見学や体験に来ていただくのが一番早いです。実際の業務でAIをどう使っているか、その場で見ていただけます。

AIを道具として使いこなす力が将来につながる

ネクサスリンクで身につくのは、単なるAIの操作スキルではありません。AIに踊らされず、自分の意図を伝えて、結果を確認して、最終判断を自分でする力です。これは、どんな仕事に就いても通用する基礎力になります。

地下鉄東豊線「東区役所前駅」直結のセレスタ札幌の中にあるので、冬の札幌でも雪に困ることなく通えるのも、地味だけど大事なポイントです。

まとめ

AIはとても便利ですが、しょせん道具です。道具にどう使われるかではなく、道具をどう使うかを考える側になりましょう。確認することを面倒くさがらず、6割でいいから手を動かして、自分の判断を最後に乗せる。この姿勢があれば、AIはあなたの就職活動や仕事の強い味方になってくれます。

ネクサスリンクでは、こうしたAIとの付き合い方も含めて、働きながら学べる環境を用意しています。気になる方は、お気軽に見学や体験のお問い合わせをどうぞ。

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    この記事を書いた事業所

    運営:株式会社ネクサスリンク

    札幌市東区にある就労継続支援A型事業所です。地下鉄東豊線「東区役所前」駅直結のセレスタ札幌1階で、IT・Web・バックオフィス業務に特化した就労支援を行っています。ECサイト運営・データ入力・動画編集・Webデザインなどの実務を通じて、利用者一人ひとりが自分のペースで働き続けられる環境づくりを大切にしています。日々支援現場で利用者と向き合うなかで見えてきた、現実的で具体的な情報をお届けしています。

    事業所名
    就労継続支援A型事業所 ネクサスリンク
    運営法人
    株式会社ネクサスリンク
    指定事業所番号
    0110302841(札幌市指定)
    所在地
    〒065-0012 北海道札幌市東区北十二条東7丁目1-15 セレスタ札幌1階
    アクセス
    地下鉄東豊線「東区役所前駅」直結
    電話番号
    011-600-6903
    支援体制
    サービス管理責任者・職業指導員・生活支援員 在籍
    専門領域
    IT・Web・バックオフィス業務(ECサイト運営、データ入力、動画編集、Webデザインなど)

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