この記事は、札幌市東区の就労継続支援A型事業所ネクサスリンクのスタッフが書いています。見学・体験は随時受け付けています。見学のお申し込みはこちら
今日、しんどい状態で開いた方もいると思うので、先に3行だけ書いておきます。
- 休んでも、あなたはここにいていいです。
- 通える日と通えない日があるのは、あなたが弱いからではありません。
- 今日どうしても動けないなら、下の文をコピーして送ってください。それだけで十分です。
体調不良のため、本日お休みします。
この文には、わざと謝る言葉を入れていません。入れたい方は入れてもかまいませんが、なくても失礼にはなりません。
理由も、詳しく説明しなくて大丈夫です。「どこまで書けば許してもらえるだろう」と考えているうちに時間が過ぎて、結局その日は連絡できなかった——これはとてもよく聞く話です。1行で十分です。ここまで読んで閉じてもらっても構いません。
元気な日と、動けない日がある

調子がいいときは、人一倍がんばれる。周りからは「普通にできる人」に見える。
でも、あるとき糸が切れたように動けなくなる。布団から出られない。連絡もできない。そして、こう思う。
「先週はできたのに、どうして今週はできないんだろう」
じつは、いちばんつらいのは波そのものより、この落差ではないでしょうか。
元気な週の自分が「できる人」として記録に残ってしまう。本人は無理をして動いていただけなのに、周りにはそう見えない。だから落ちたときに「先週はできてたよね」と言われる。この構造がしんどいのだと思います。
見学だけでも大丈夫です
日程が決まっていなくても、お申し込みいただけます。電話番号の記入は任意で、記入がなければこちらから電話することはありません。見学の日は、日替わりランチを無料でお試しいただけます。
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札幌市東区の就労継続支援A型事業所ネクサスリンク(東区役所前駅4番出口から徒歩1分・地下直結)
波があるのは、あなたが弱いからではありません
まず、大事なことから書きます。波の大きさは、人によってまったく違います。あなたの波が大きいなら、それは弱いからでも、根性がないからでもありません。揺れ幅が大きいというだけです。
そのうえで、少し角度を変えた話をします。
どんな会社にも、有給休暇があります。繁忙期を避けて予定を組みます。体調が悪い日は早退できることになっています。当日欠勤の連絡先も決まっています。
これはつまり、人には波があるという前提で、会社の仕組みのほうが作られているということです。波のない人を前提にした職場は、どこにもありません。
波がない前提で予定を立てるほうに、じつは無理があります。波がある前提で組み立てるほうが、現実に合っています。
波は無くさない。仕組みで受け止める。この記事で伝えたいのは、その一点です。
ひとつだけ、はっきり書いておきます。波が大きいとき、いつもと様子が違うとき、しんどさが長引いていると感じるときは、気合いや考え方でどうにかする話ではありません。主治医の先生にも話してみてください。今すぐでなくても、次の診察のときで構いません。薬の調整で楽になることもあります。
「取り返さなきゃ」と思ってしまうのは、怠けの正反対です

調子がいい日に、こう思ったことはありませんか。
「休んだぶん、今日で取り返さなきゃ」
そして全力を出して、その反動で数日動けなくなる。この繰り返しに心当たりがあるかもしれません。
言っておきたいのですが、これは怠けの正反対で起きていることです。
そう思ってしまうのは、あなたの性格の問題ではないと考えています。これまで、休むたびに責められてきたからではないでしょうか。「また休むのか」「みんな我慢してるんだよ」。そう言われ続ければ、動ける日に全部やっておかないと怖くなります。学習させられたようなものです。
ただ、そこで無理をして寝込んでしまうと、次の谷が深くなります。しんどい思いをするのは、あなたです。
「自分でセーブする」は、たぶん無理です
こういうとき「がんばりすぎないように」「ほどほどに」と言われがちです。でも、正直なところ、それができるなら苦労しません。
調子がいい日は、自分のメーターがあてになりません。「いま何割か」を落ち着いて判断できる状態なら、そもそも波でここまで苦しんでいないはずです。だから、自分で止めるのではなく、外から止まる形にします。
- 時間や個数で、外から区切る(「今日は15時で終わり」「今日はここまで」)
- その区切りを、自分ひとりで決めない。職員と一緒に、あらかじめ決めておく
- 飛ばしすぎているように見える日は、職員のほうから声をかけます。「今日はこのへんにしておこうか」
自分で止まれないから、波が大きくなる。それなら、止める役を人に持ってもらえばいい。これも「仕組みで受け止める」のひとつです。
まずは、頭の片隅に置くだけでかまいません
「受け入れましょう」とは言いません。受け入れられたら苦労はないからです。
ただ、頭の片隅に置いておくだけでかまいません。波があるのは、あなたの努力が足りないからではない。それだけ覚えておいてもらえたら、この記事の役目は果たせています。
もし余裕のある日があれば、ひとつだけ試せることがあります。カレンダーに、通えた日と休めた日の両方に印をつけることです。
通えた日だけに印をつけると、休んだ日が空白として並びます。その空白が、あとから自分を責めてきます。だから休めた日にも印をつけてください。休むことも、体を守るための行動だからです。
数週間ぶんたまると、自分の波の形がなんとなく見えてきます。そしてその記録は、主治医の先生に見せるときにも役に立ちます。診察で「最近どうですか」と聞かれて答えられない方は多いのですが、印のついたカレンダーを見せるだけで、相談がずいぶん楽になります。
休みが続いてしまったときのこと

ここからは、休んだ日の夜にいちばん怖いこと——「このままだとクビになるんじゃないか」の話です。読むのがしんどければ、飛ばしてもらって構いません。
何日休んだら自動的にクビ、というような線引きはしていません。
そのうえで、隠さずに書きます。私たちは、あなたに通えるようになってほしいと思っています。A型は雇用契約を結んで働く場所なので、そこはごまかしません。
ただ、休んでしまった自分を責めても、通える日は増えないんです。むしろ、責めるほど減っていきます。責める、落ち込む、動けなくなる、また責める。この輪から出られなくなるからです。
とはいえ、「責めるのをやめよう」と思ってやめられるなら、はじめから苦労はしていないはずです。やめられなくて構いません。責めている自分に気づいたときに、「あ、これは効かないやつだ」と思い出せたら、それで十分です。
そして、もうひとつ。休みが続くこと自体は、たいてい何とかなります。何ともならなくなるのは、連絡が途切れたときだけです。
連絡があれば、打てる手があります。通う時間を減らす、仕事の内容を変える、しばらくペースを落とす。サービス管理責任者(サビ管)と一緒に、これからの進め方を組み直せます。連絡さえあれば、選べる道が残ります。
話し合ったうえで、「いまは治療に専念するほうがいい」「別の形のほうが合っている」という結論になることもあります。ただしそれは、こちらが一方的に決めることではありません。あなたが納得しないまま話が進むことはありませんし、そのときは次にどうするかまで含めて一緒に考えます。
相談したら見放される、ということはありません。むしろ黙って消えてしまうほうが、あなたの選べる道が減ります。
札幌のA型事業所で、波があっても働ける仕組み
ネクサスリンクの勤務は基本9:30〜15:00です。担当する業務によって時間を調整できますし、休みたいときは事前にご連絡いただければ休めます。地下鉄東豊線「東区役所前駅」直結なので、雪の日でも外をほとんど歩かずに来られます。見学だけでも構いません。
朝がどうしてもつらい方は、朝起きられないのは怠けじゃないという記事もあります。読むのは、気が向いたときで大丈夫です。
最後に
通えなかった日を数えるより、通えた日を数えるほうが、ずっといいと思っています。
今日が通えない日だったなら、それはそれで大丈夫です。連絡だけ入れて、今日はゆっくり休んでください。
明日また考えましょう。
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