札幌でうつ病を抱えながらフルタイム勤務、その辛さは当然のことです
朝起きるのが辛い。
通勤電車に乗るだけで疲れてしまう。
職場に着いた時点で、すでにエネルギーを使い果たしている。
フルタイムで8時間働くなんて、とても無理だと感じていませんか。
札幌でうつ病を抱えながら働いているあなたが、そう感じるのはとても自然なことです。
うつ病は「心の風邪」などと軽く言われることもありますが、実際には脳の機能に影響を及ぼす病気です。健康な人が当たり前にできることが、うつ病の方にとっては大きな負担になります。
「以前はできていたのに」
「周りはみんなフルタイムで働いているのに」
そう自分を責める必要はありません。
今のあなたには、今のあなたに合った働き方があります。この記事では、札幌でうつ病を抱える方が無理なく働ける新しい選択肢をご紹介します。
札幌でうつ病でフルタイムがきついと感じる3つの理由
まず、なぜうつ病の方がフルタイム勤務を辛いと感じるのか。
その理由を理解しておきましょう。
自分の状態を客観的に知ることが、適切な働き方を見つける第一歩になります。
理由1: 心身のエネルギーが著しく低下している ←ほかの項目もh3にしてください
うつ病になると、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れます。
特に、北海道の札幌では冬季は雪が多く、家に引きこもりがちになります。
日本海側に位置する札幌は、北陸地方と同様に雪の多い地域です。 降水日数を見てみると札幌は新潟とならんで冬期の降水日数が多くなっていて、太平洋側の都市との差は歴然です。 札幌にひと冬で降る雪の量は約5mです。
さっぽろお天気ネットより引用
また雪日数や積雪1cm以上の日数からわかるとおり、雪が降り、積雪がある期間が長いというのが札幌の特徴です。
セロトニンやノルアドレナリンが不足し、心身のエネルギーが著しく低下するのです。
健康な人が100のエネルギーで1日を過ごせるとすれば、うつ病の方は30や40のエネルギーしかありません。
この限られたエネルギーで通勤し、8時間働き、人間関係に気を配る。
帰宅後の家事までこなそうとすると、すぐにエネルギー切れを起こしてしまいます。
週末はただ寝ているだけで終わる。
月曜日が来るのが怖い。
こうした状態が続くのは、エネルギー不足が原因なのです。
理由2: 集中力・判断力の低下とプレッシャー
うつ病の方は、集中力や判断力が低下します。
以前なら30分で終わった仕事に1時間かかる。簡単な判断に時間がかかる。ミスが増える。
こうした状況に、「自分はダメだ」と自己評価が下がります。
さらに症状が悪化するという悪循環に陥ってしまうのです。
真面目で責任感の強い方ほど、「周りに迷惑をかけてはいけない」「以前のように働かなければ」と自分にプレッシャーをかけてしまいます。
このプレッシャーが、さらに心身を疲弊させます。
理由3: 症状の波に対応できない勤務形態
フルタイム勤務では、常に一定のペースで働くことが求められます。
しかし、うつ病の症状には波があります。
調子の良い日と悪い日の差が大きく、毎日同じペースで8時間働き続けることは非常に難しいのです。
札幌にはうつ病の人がフルタイムしない働き方があります
ここで知っていただきたいことがあります。
それは、前と同じ働き方をする必要はないということです。
札幌には、うつ病の方が無理なく働ける制度や環境が整っています。
フルタイム勤務だけが働き方ではありません。
週20時間から始められる働き方。
対人ストレスの少ない仕事。
自分のペースで成長できる環境。
こうした選択肢があることを、まず知ってください。
働きたいという気持ちはあるのに、体がついていかない。
経済的にも自立したいけれど、フルタイムは無理。
そんなジレンマを抱えている方は少なくありません。
でも、働き方は一つではないのです。
短時間から始めて、徐々に時間を延ばしていく。自分の体調に合わせて勤務日数を調整する。
こうした柔軟な働き方が可能な制度があります。
それが「就労継続支援A型」という制度です。
札幌の就労継続支援A型なら週20時間から働ける
就労継続支援A型とは、障害や病気のある方が雇用契約を結んで働ける福祉サービスです。
一般企業での就労が難しい方でも、無理のないペースで働きながら給与を得ることができます。
週20時間から働ける
最大の特徴は、週20時間から働けるということです。
フルタイムの40時間と比べて、ちょうど半分の時間。
これなら、うつ病で体力が限られている方でも無理なく続けられます。
朝起きて、数時間働いて、午後はゆっくり休む。
こんな働き方が可能なのです。
最低賃金以上の給与保証
就労継続支援A型では、雇用契約を結ぶため最低賃金以上の給与が保証されます。
札幌の最低賃金は時給1,010円（2024年10月現在）。
週20時間働けば、月に約8万円の収入になります。
一人暮らしは難しいかもしれませんが、実家暮らしや家族と同居している方なら、生活の足しになる金額です。
専門スタッフの手厚いサポート
就労継続支援A型には、サービス管理責任者という専門スタッフがいます。
体調管理のサポート、仕事内容の調整、将来的な一般就労に向けた支援。
きめ細かなサポートを受けることができます。
一人で悩む必要はありません。
札幌市内には複数の就労継続支援A型事業所がありますが、その中でも特にうつ病の方におすすめなのが、ネットショップ運営を学べる事業所です。
なぜネットショップ運営がうつ病の方に最適なのか｜7つの理由
ネットショップ運営という仕事は、うつ病を抱える方にとって非常に適しています。
その理由を7つ挙げてみましょう。
理由1: 対人ストレスが少ない
うつ病の方の多くが、人と接することに強いストレスを感じます。
ネットショップ運営は、主にパソコンに向かって行う作業が中心です。
接客や電話対応に比べて、人と直接やり取りする機会が少なく、精神的な負担が軽減されます。
理由2: 自分のペースで作業できる
商品登録、在庫管理、発送準備。
ネットショップ運営の業務は、基本的に一人で進められます。
急かされることなく、自分のペースで丁寧に作業できます。
調子の良い日は多めに、悪い日は少なめに。
そんなペース配分も可能です。
理由3: 座り作業が中心
立ち仕事や身体を動かす仕事は、うつ病で体力が低下している方には負担が大きすぎます。
ネットショップ運営は、ほとんどの作業をデスクで座って行えます。
体力的な負担が少ないのです。
理由4: 成果が目に見えやすい
商品が売れた。
サイトのアクセス数が増えた。
レビューで良い評価をもらえた。
こうした小さな成功体験が積み重なることで、自己肯定感を取り戻すことができます。
うつ病で失われた自信を、少しずつ回復させることができるのです。
理由5: IT・デジタルスキルが身につく
ネットショップ運営を通じて、ECサイトの操作、画像編集、SNS運用、データ分析。
現代社会で必要とされるスキルを学べます。
これらのスキルは、将来的に一般企業への就職を目指す際にも大きな武器になります。
理由6: 在宅勤務の可能性がある
ネットショップ運営のスキルを身につければ、将来的には在宅で働くことも可能です。
通勤のストレスから解放され、自宅という安心できる環境で働ける。
これは、うつ病の方にとって大きなメリットです。
理由7: クリエイティブな面も楽しめる
商品の写真撮影、商品説明文の作成、ページデザイン。
ネットショップ運営には、クリエイティブな要素もあります。
単純作業だけでなく、工夫や発想を活かせる部分があることで、仕事にやりがいを感じられます。
このように、ネットショップ運営はうつ病の方が無理なく働き、スキルを身につけ、自信を回復していくのに最適な仕事なのです。
ネットショップ運営を学べる札幌の就労継続支援A型「ネクサスリンク」とは
札幌でネットショップ運営を学べる就労継続支援A型事業所。
それが「ネクサスリンク」です。
抜群のアクセス
札幌市東区、地下鉄東豊線「東区役所前駅」4番出口から徒歩わずか1分。
雨の日も雪の日も、通いやすい立地です。
IT・バックオフィス業務に特化
ネクサスリンクは、IT・バックオフィス業務に特化した就労継続支援A型事業所です。
中でも、ネットショップ運営を中心とした業務を提供しています。
未経験の方でも、基礎から学べる環境が整っています。
働きやすい環境
事業所は、セレスタ札幌というビルの中にあります。
天井が高く開放的で、働きやすい環境が整えられています。
同じビル内にはダイソーや東光ストアもあり、お昼休みの買い物にも便利です。
最低賃金以上の給与保証
ネクサスリンクでは、最低賃金以上の給与が保証されています。
札幌の最低賃金は時給1,010円。
週20時間から勤務可能で、自分の体調に合わせて働く時間を調整できます。
無理なく始めて、徐々に時間を増やしていくことも可能です。
個別支援計画によるサポート
サービス管理責任者が、一人ひとりに個別支援計画を作成します。
あなたのペースに合わせた段階的な成長をサポート。
体調が悪い日の相談、仕事内容の調整、将来的なキャリアプランの相談。
きめ細かなサポートを受けられます。
格安ランチで体調管理もサポート
ネクサスリンクでは、ランチを1食200円で提供しています。
ビル内併設のビュッフェ「どさんこシェフ」のシェフが作る美味しいランチ。
栄養バランスの取れた食事を手軽に摂れることも、大きなメリットです。
就職支援も充実
ネットショップ運営のスキルを身につけた方に対して、提携企業への就職斡旋も行っています。
将来的に一般企業への就職を目指したい方にとっても、安心して学べる環境なのです。
ネクサスリンクでのネットショップ運営、具体的な仕事内容
ネクサスリンクでは、実際にどのような仕事をするのでしょうか。
具体的な業務内容をご紹介します。
商品登録
ネットショップに販売する商品の情報を入力する作業です。
商品名、価格、サイズ、色、在庫数などのデータをシステムに入力していきます。
パソコンの基本操作ができれば、誰でも始められます。
最初は簡単な商品から始めて、徐々に複雑な商品の登録にチャレンジしていきます。
商品説明文の作成
商品の魅力を伝える文章を書く仕事です。
「この商品のどこが良いのか」「どんな人におすすめか」を考えながら、わかりやすい文章を作ります。
文章を書くことが好きな方、表現することが好きな方には、特に楽しい作業です。
商品写真の撮影・編集
ネットショップでは、写真が商品の印象を大きく左右します。
スマートフォンやカメラで商品を撮影し、明るさや色合いを調整します。
写真編集ソフトの使い方も学べるため、クリエイティブなスキルが身につきます。
在庫管理
商品がいくつ在庫にあるのか、どの商品がよく売れているのかをチェックします。
データを見ながら、発注が必要かどうかを判断します。
数字を扱う作業が得意な方に向いています。
受注処理と発送準備
お客様から注文が入ったら、その情報を確認し、発送の準備をします。
梱包作業、伝票の作成、発送手配。
一連の流れを学べます。
丁寧に作業することで、お客様に喜んでもらえるやりがいがあります。
SNS運用
InstagramやTwitter、Facebookなどで商品を紹介します。
お客様とのコミュニケーションを図る仕事です。
SNSが好きな方、情報発信が得意な方には、楽しみながらできる仕事です。
データ入力・バックオフィス業務
ネットショップ運営に関連する様々なデータの入力、整理、集計。
コツコツと正確に作業することが得意な方に適しています。
パソコンが苦手な方には
カフェや厨房での業務も用意されています。
ネクサスリンクは、一人ひとりの適性に合わせた仕事を提供できる柔軟性があります。
これらの業務の中から、あなたの得意なこと、興味のあることを中心に仕事を選べます。
無理に苦手なことをする必要はありません。
自分に合った業務を見つけて、少しずつスキルアップしていきましょう。
週20時間から始めて、無理なくステップアップできる環境
ネクサスリンクでは、いきなり長時間働く必要はありません。
週20時間、つまり1日4時間×週5日、または1日5時間×週4日。
こうした働き方から始められます。
柔軟な勤務時間
最初は午前中だけ、あるいは午後だけの勤務でも大丈夫です。
「朝起きるのが辛い」という方は、午後からのスタートも可能。
「午後は疲れてしまう」という方は、午前中だけの勤務も選べます。
あなたの生活リズムに合わせて、働く時間を調整できます。
段階的な時間延長
体調が安定してきたら、徐々に勤務時間を増やしていくこともできます。
週20時間から25時間へ、25時間から30時間へ。
焦る必要はありません。
サービス管理責任者と相談しながら、あなたのペースで時間を延ばしていきましょう。
個別支援計画に基づく成長
最初は簡単な商品登録から始めて、慣れてきたら商品説明文の作成にチャレンジ。
さらにスキルアップしたら、SNS運用や写真撮影にも挑戦。
こうした段階的な成長を、スタッフがしっかりサポートします。
体調の波にも対応
体調に波があっても大丈夫です。
調子の悪い日は休んだり、早退したりすることも可能です。
「今日は辛い」と感じたら、無理せずスタッフに相談してください。
体調管理を最優先にしながら、無理なく続けられる環境が整っています。
将来の一般就労もサポート
将来的に一般企業への就職を目指したい方には、その準備もサポートします。
履歴書の書き方、面接の練習、企業見学の同行。
就職活動全般を支援します。
ネクサスリンクで身につけたネットショップ運営のスキルは、多くの企業で評価される実践的なスキルです。
利用開始までの流れ｜まずは札幌の事業所見学から
ネクサスリンクの利用を考えている方は、まず見学から始めましょう。
いきなり利用を決める必要はありません。
実際に事業所を見て、雰囲気を感じて、スタッフと話してみてください。
STEP1: 見学の申し込み
見学の申し込みは、電話またはウェブサイトから可能です。
「ホームページを見た」とお伝えいただければスムーズです。
STEP2: 事業所見学
事業所の雰囲気、実際の作業風景、利用者の様子などを確認できます。
「どんな仕事をするのか」「自分にできそうか」「スタッフは優しいか」
気になることは何でも質問してください。
見学だけなら、何度でも無料です。
STEP3: 体験利用（希望者のみ）
見学して良いと思ったら、体験利用もできます。
実際に数日間、作業を体験してみることで、自分に合っているかどうかをより具体的に判断できます。
体験してみて「やっぱり違うな」と思ったら、利用しなくても構いません。
納得してから決めることが大切です。
STEP4: ハローワークで紹介状をもらう
利用を決めたら、お住まいの近くのハローワークに行きます。
「株式会社ネクサスリンクの求人に応募したい」と伝えてください。
障害者相談窓口で相談すれば、丁寧にサポートしてくれます。
STEP5: 面接
紹介状を持って、ネクサスリンクで面接を受けます。
これまでの経歴、希望する働き方、体調のことなど、ざっくばらんにお話しします。
構える必要はありません。
あなたのことを知るための話し合いだと思ってください。
STEP6: 受給者証の申請
面接で採用が決まったら、受給者証の申請を行います。
お住まいの市区町村の障害福祉課で手続きをします。
必要な書類や手続きの流れは、ネクサスリンクのスタッフが丁寧に説明してくれます。
STEP7: 利用開始
受給者証が交付されたら、いよいよ利用開始です。
雇用契約を結び、あなたのペースで働き始めます。
最初は緊張するかもしれませんが、優しい仲間とスタッフがあなたを待っています。
よくある質問｜うつ病でも本当に働けますか？
Q: うつ病で通院中ですが、働けますか？
はい、通院しながらでも働けます。
むしろ、主治医の治療を続けながら働くことが推奨されています。
ネクサスリンクでは、定期的な通院のための時間調整も可能です。
Q: パソコンが苦手ですが大丈夫ですか？
大丈夫です。
パソコンの基本操作から丁寧に教えます。
また、パソコン作業が苦手な方には、カフェや厨房での業務も用意されています。
Q: 人と話すのが苦手ですが、大丈夫でしょうか？
安心してください。
ネットショップ運営は、基本的に一人で進められる作業が中心です。
無理に人と話す必要はありません。
慣れてきたら、少しずつコミュニケーションを増やしていけば良いのです。
Q: 週20時間では生活できないのでは？
確かに、週20時間だけでは一人暮らしは難しいかもしれません。
しかし、実家暮らしの方や、障害年金と併用する方であれば、十分に生活の足しになります。
また、体調が安定してきたら、徐々に時間を増やすこともできます。
Q: 将来的に一般企業に就職できますか？
はい、可能です。
ネクサスリンクでネットショップ運営のスキルを身につければ、ECサイト運営会社、マーケティング会社、IT企業など、多くの企業で評価されます。
提携企業への就職斡旋も行っています。
Q: 見学に行くのも緊張します
その気持ち、とてもよくわかります。
でも、見学は気軽なものです。
カフェに行く感覚で、ちょっと立ち寄ってみてください。
無理に決める必要はありません。
ただ、「こんな場所があるんだ」と知るだけでも、選択肢が広がります。
うつ病を抱えながら働くことは、決して簡単ではありません。
でも、一人で抱え込む必要はありません。
札幌には、あなたをサポートする制度と人がいます。
フルタイム勤務が辛いなら、週20時間から始めましょう。
対人ストレスが辛いなら、ネットショップ運営という選択肢があります。
自分のペースで働きたいなら、就労継続支援A型という制度があります。
まずは一歩を踏み出してみませんか。
見学するだけでも良いのです。
ネクサスリンクのスタッフが、あなたの新しい働き方を一緒に考えます。
見学・体験のお問い合わせ
IT・web・バックオフィスに特化した札幌の就労継続支援A型で働きたい！
ネクサスリンクでお仕事を勉強して就職してみたい！
まずは、施設を見学してみませんか？
素敵な仲間や先輩が待っていますよ！
