「A型事業所に通っても、スキルなんて身につかないんじゃ…?」
ネットで検索すると、そんな声を目にすることがあります。不安になりますよね。
たしかに、軽作業中心の事業所ではそう感じてしまうこともあるかもしれません。でも実は札幌では今、EC(ネットショップ)運営やデータ入力といったIT系の業務に取り組める事業所が増えてきています。
この記事では、A型事業所で実際にどんなスキルが身につくのか、そしてそのスキルが札幌でどう将来に活きるのかをお伝えします。
A型事業所でスキルが身につかないと言われる背景と札幌の事業所事情

「スキルが身につかない」と言われてしまう一番の理由は、業務内容が事業所によってまったく違うことにあります。
札幌市内のA型事業所を見てみると、清掃や食品加工などの軽作業が中心の施設が多いのが現状です。こうした作業が悪いわけではないのですが、「将来の就職に活かせるスキル」となると少し心もとないですよね。
一方で、数は多くないものの、EC運営やWebデザイン、動画編集、データ入力といったIT・事務系の業務を提供している事業所もあります。
つまり「A型に通ってもスキルが身につかない」のではなく、どの事業所を選ぶかで身につくスキルが大きく変わるんです。
札幌のA型事業所のEC運営で身につく5つのスキル

EC運営って、実はひとつの商品を出品するだけでもいろいろなスキルが必要です。ここでは代表的な5つをご紹介します。
① 商品撮影・画像編集スキル 商品写真の撮影から、明るさや背景の調整まで。ECサイトでは写真ひとつで売上が変わるので、実践的なスキルとして身につきます。
② 商品説明文のライティングスキル 「この商品の良さを、どう伝えたら買ってもらえるか?」を考えながら文章を書く力です。この「伝える力」は事務職でも営業職でも役立ちます。
③ 在庫管理・データ整理スキル Excelを使った在庫管理は、事務職ではほぼ必須のスキル。日々の業務を通じて自然と身につけることができます。ネクサスリンクではデータ入力業務にも力を入れているので、正確さとスピードの両方を磨けます。
④ 出品・受注対応スキル 楽天やメルカリへの商品登録から、梱包・発送の手配まで。ネクサスリンクでは実際にメルカリShopsでの出品も行っていて、ECの一連の流れを実務で経験できます。
⑤ 基本的なマーケティング思考 「どんな商品が売れるか」「この価格で大丈夫か」を日々考える中で、自然と「売る側の視点」が育ちます。
ひとつひとつは小さなことに見えるかもしれません。でも、これらが組み合わさると「EC運営ができる人材」として評価される立派な土台になるんです。
データ入力や動画編集のスキルも一般就労につながる

EC運営以外にも、将来のキャリアにつながる業務があります。
データ入力は、Excel操作やタイピングスキルの向上はもちろん、データの正確性をチェックする習慣も身につきます。事務職の基礎がまとめて身につく業務です。
動画編集は、カット編集やテロップ挿入など基本的な操作から始められます。SNS向けの動画制作ニーズは年々増えていて、在宅ワークとして活かせる場面もどんどん広がっています。
実際に、厚生労働省のデータでは令和5年度に就労系障害福祉サービスから約2.7万人が一般就労へ移行しています(出典:厚生労働省「障害者の就労支援について」)。A型からの移行者も増加傾向にあり、事業所での経験を次のステップにつなげている方は着実に増えているんです。
札幌でA型事業所のスキルが活きる就職先と伸びるEC市場

ここで少し、市場の話をさせてください。
経済産業省の調査によると、2024年の国内BtoC-EC市場は約26.1兆円で前年比5.1%の成長。なかでも食品・飲料分野は伸長率6.36%と、物販系でトップの伸びを記録しています(出典:経済産業省「令和6年度 電子商取引に関する市場調査報告書」)。
北海道といえば、海産物・農産品・スイーツなど全国的に人気の高い食品がたくさんありますよね。こうした北海道産品のオンライン販売は拡大が続いていて、「ECに詳しい人材がほしい」というニーズは札幌でも確実に高まっています。
A型で身につけたスキルが活かせる就職先としては、ECサイトの運営アシスタント(商品登録・画像加工)、一般事務・データ入力、PC業務を含む複合職などが挙げられます。「未経験歓迎」と書かれた求人でも、実際に出品や画像編集をやったことがある人は選考でしっかり評価されます。
札幌でスキルが身につくA型事業所の選び方とB型規制の影響

最後に、事業所選びで大切なことをお伝えします。
いま札幌では、B型事業所が直近10年で約3倍に急増し、供給量が「さっぽろ障がい者プラン2024」の利用見込量を大幅に超えたことで、新規事業者の指定が一時停止されています(出典:札幌市公式ページ)。さらに2027年4月以降は、条例基準を満たさないB型事業所は指定更新されない方針も示されました。
今後、質の低いB型事業所が淘汰されていく可能性があり、B型からA型への移行を検討する方も増えていくと考えられます。
だからこそ、A型事業所選びでは次の3つをぜひ確認してみてください。
① IT・EC系の業務があるか 軽作業だけなのか、パソコンを使う業務があるのかは将来に大きく影響します。
② 段階的にステップアップできるか 最初は簡単な作業から始めて、少しずつ担当範囲を広げられる仕組みがあると安心です。
③ 一般就労への移行実績があるか 実績のある事業所は、それだけスキルアップの環境が整っている証拠といえます。
まとめ
A型事業所で身につくスキルは、事業所選び次第で将来の選択肢を大きく広げてくれます。
札幌ではEC市場の拡大やIT人材ニーズの高まりを背景に、EC運営やデータ入力の経験が一般就労に直結しやすい環境が整いつつあります。B型事業所の総量規制でA型への注目が高まっている今だからこそ、「どんなスキルが身につくか」を基準に事業所を選ぶことが大切です。
ネクサスリンクは、札幌・東区役所前駅直結のA型事業所です。EC運営・データ入力・動画編集などIT・事務系の業務を中心に、週20時間から無理のないペースで始められます。最低賃金保障の雇用契約のもと、将来につながるスキルを一歩ずつ身につけていける環境です。
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