「就労継続支援A型で働きたいけど、生活保護が打ち切られたらどうしよう」
「働いても生活保護費が減るだけなら、意味がないのでは?」
生活保護を受けながら働くことを考えている方の多くが、このような不安を抱えています。結論から言うと、札幌でも生活保護を受けながら就労継続支援A型で働くことは可能です。むしろ、働くことで自由に使えるお金が増え、生活の質が向上する可能性があります。
この記事では、生活保護と就労継続支援A型の併用について、制度の仕組みや具体的な計算例、注意点まで詳しく解説します。
生活保護を受けながら就労継続支援A型は利用できる

働くことは制度で認められている
札幌市の公式サイトでも明記されていますが、生活保護は「働くことのできる人は、年齢や身体の状態などに応じて働いていただく」ことを前提としています。生活保護を受けているからといって、働いてはいけないわけではありません。
働くことのできる人は、年齢や身体の状態などに応じて働いていただくことになります
札幌市公式ホームページ「生活保護制度」ページより引用
https://www.city.sapporo.jp/fukushi-guide/seikatuhogo.html
むしろ生活保護制度は、「最低生活の保障」と「自立の助長」を目的としています。働ける可能性のある方には、少しずつでも働いて自立を目指すことが推奨されているのです。
就労継続支援A型は福祉就労の一つ
就労継続支援A型は、障害や疾病により一般企業での就労が難しい方が、雇用契約を結んで働く福祉サービスです。最低賃金が保証されており、札幌市では時給1,070円(2025年10月時点)以上の給与が支払われます。
この福祉就労も、生活保護制度が認める「働く」の範囲に含まれます。実際に、東京や神奈川で就労継続支援A型を運営する事業所では、生活保護を受けながら働いている方が多くいらっしゃいます。
ただし事前のケースワーカーへの相談は必須
生活保護を受けながら働く場合、必ず事前に福祉事務所のケースワーカーに相談することが重要です。
これは不正受給を防ぐためのルールです。収入や労働状況を報告する義務があり、勝手に働いて収入を得ると、不正受給と判断されて保護費が大幅に減額される可能性があります。
正しく相談・申告をしていれば問題ありませんので、就労継続支援A型の利用を検討する際は、まずケースワーカーに相談しましょう。
給料をもらうと生活保護費はどうなる?就労控除の仕組み

「働いて給料をもらったら、その分だけ生活保護費が減るなら働く意味がないのでは?」
このような疑問をお持ちの方も多いでしょう。しかし、実際には「就労控除」という仕組みがあり、働いた分がそのまま差し引かれるわけではありません。
就労控除とは
就労控除とは、働いて得た収入から一定の額を控除し、生活保護費の減額を少なくする仕組みです。これは、働くために必要な経費を考慮し、働く意欲を尊重するための制度です。
札幌市の公式サイトにも「収入を得るために必要な経費は、収入から控除されます(例えば、通勤にかかる交通費は収入とはみなしません)」と記載されています。
具体的な計算例(札幌市の場合)
例えば、生活保護費が月10万円支給されている方が、就労継続支援A型で働いて月6万5,000円の給料をもらった場合を考えてみましょう。
働く前の状況
- 生活保護費:10万円
- 収入:0円
- 合計:10万円
就労継続支援A型で働いた場合
- 給与:6万5,000円(時給1,070円×週20時間×4週として試算)
- 就労控除:約2万円(収入額により変動)
- 生活保護費:10万円 – (6万5,000円 – 2万円)= 5万5,000円
- 合計:5万5,000円(保護費)+ 6万5,000円(給与)= 12万円
このケースでは、働くことで収入が2万円増えることになります。
※就労控除の具体的な金額は、収入額や世帯構成によって変わります。詳しくは札幌市の各区役所保護課にお問い合わせください。
「自由に使えるお金」が増えるという大きなメリット

金額だけを見ると「2万円しか増えないのか」と感じる方もいるかもしれません。しかし、働くことの本当のメリットは、金額以上のところにあります。
生活保護費と給与の使い道の違い
生活保護費は、基本的に生活に必要な最低限の費用として支給されるため、使い道が限定されることがあります。一方、給与として得た収入は、比較的自由に使うことができます。
先ほどの例で言えば、働く前は自由に使えるお金が実質0円だったのに対し、働いた後は6万5,000円を自分の判断で使えるようになります。この違いは、生活の質や精神的な余裕に大きく影響します。
生活のモチベーションが上がる
自由に使えるお金が増えると、以下のような変化が期待できます:
- 趣味や娯楽にお金を使える
- 貯金ができる
- 友人との外食や交際費に使える
- 将来への希望が持てる
さらに、頑張って働いた分だけ控除額も増えていくため、「働けば働くほど生活が楽になる」という実感が得られます。これは精神的な安定にもつながります。
札幌で生活保護を受けながらA型で働く際の3つの注意点

生活保護と就労継続支援A型の併用には、いくつか注意すべきポイントがあります。
1. 必ずケースワーカーに事前相談する
繰り返しになりますが、就労継続支援A型の利用を始める前に、必ず福祉事務所のケースワーカーに相談してください。
相談せずに働き始めると、不正受給と判断される可能性があります。正しく手続きを踏めば、何も問題はありません。
札幌市の各区役所保護課の連絡先は、札幌市公式サイトで確認できます。
2. 収入の申告を忘れずに
就労継続支援A型で働き始めたら、毎月の収入を正確に申告する必要があります。給与明細などの書類を保管し、ケースワーカーの指示に従って報告しましょう。
申告を怠ると、後から不正受給と判断されて、保護費の返還を求められる可能性があります。
3. 急に収入が増えると打ち切りのリスクがある
就労継続支援A型で安定して週5日フルタイムで働けるようになり、収入が最低生活費を継続的に上回る場合、生活保護が打ち切られる可能性があります。
ただし、すぐに打ち切られるわけではなく、数カ月間の収入状況を見て判断されます。体調に波がある方や、週3〜4日の勤務から始める方は、この点を心配する必要はあまりありません。
むしろ、安定して働けるようになって自立できることは、生活保護制度の目的でもあります。
ネクサスリンクなら体調に合わせて無理なく働ける

札幌市東区の就労継続支援A型事業所「ネクサスリンク」では、生活保護を受けながら働くことを検討している方を応援しています。
週20時間からスタート可能
ネクサスリンクでは、最低週20時間(週5日×1日4時間、または週4日×1日5時間など)から勤務をスタートできます。体調や生活リズムに合わせて、無理のない範囲で働くことができます。
時給1,070円の場合、週20時間働くと月給は約8万5,000円程度になります。
A型の給与で実際にどれくらいの生活ができるのか、詳しい家計シミュレーションを知りたい方は、【2025年版】時給1,075円で札幌で一人暮らしはできる?給料と生活費の徹底シミュレーションも合わせてご覧ください。
ECサイト運営なら対人ストレスが少ない
ネクサスリンクの主な業務は、ECサイト(ネットショップ)の運営です。商品の撮影、出品、在庫管理、データ入力など、パソコンを使った作業が中心です。
接客や電話対応が少ないため、対人関係のストレスを感じやすい方でも働きやすい環境です。不安障害や対人緊張で接客業が難しい方にも向いています。
障害をお持ちの方で収入面に不安を感じている方は、札幌で障害者の収入の悩みを解決|就労継続支援A型で安定収入を得るにはも参考にしてください。A型事業所での安定収入の作り方について詳しく解説しています。
東区役所前駅直結でアクセス抜群
ネクサスリンクは、地下鉄東豊線「東区役所前駅」の4番出口から徒歩1分、駅直結の好立地です。冬の札幌でも通いやすく、交通費の負担も少なく済みます。
雪の日や体調が優れない日でも、通いやすい立地は大きなメリットです。
まずは見学・体験から
「自分にできるか不安」「職場の雰囲気を見てみたい」という方は、まず見学や体験利用から始めることをおすすめします。
ネクサスリンクでは、実際の作業を体験しながら、自分に合った働き方を一緒に考えていきます。支援員が丁寧にサポートしますので、安心してご相談ください。
B型事業所から移行を検討している方へ
現在B型事業所に通っていて、「もっと収入を増やしたい」「生活保護と組み合わせて安定した生活を送りたい」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
B型からA型へのステップアップについては、【2026年最新】B型事業所が減る?総量規制の今こそA型へステップアップをおすすめする3つの理由で詳しく解説しています。最低賃金保証のあるA型への移行を検討している方は、ぜひご覧ください。
まとめ:生活保護とA型の併用で前向きな一歩を
この記事のポイントをまとめます:
- 札幌でも生活保護を受けながら就労継続支援A型で働くことは可能
- 就労控除により、働いた分がそのまま減額されるわけではない
- 自由に使えるお金が増え、生活の質が向上する
- 必ずケースワーカーに事前相談し、正しく申告することが重要
- 体調に合わせて週20時間から始められる職場もある
生活保護を受けながら働くことは、決して悪いことではありません。むしろ、自立に向けた大切な一歩です。
「働きたいけど不安」「自分にできるか分からない」という方は、まずは各区役所の保護課に相談してみてください。そして、ネクサスリンクのような体調に配慮した事業所で、自分のペースで働き始めることを検討してみてはいかがでしょうか。
一歩を踏み出すことで、新しい可能性が見えてくるかもしれません。
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