札幌市で就労支援事業所を探している方に、大切なお知らせがあります。
2025年12月から、札幌市では就労継続支援B型事業所の新しい開設が原則ストップされました。さらに2027年4月からは、いまあるB型事業所に対しても更新の条件が大きく厳しくなります。
一方で、A型事業所は現在129カ所と適正な規模を保っていて、雇用契約に基づいて安定した働き方ができる環境が整っています。
この記事では、札幌市の就労支援事業所を取り巻く今後の変化と、長く安心して通える事業所の選び方についてお伝えします。
札幌市の就労支援事業所、いま何が起きているの?

B型事業所は増えすぎて、新しく作れなくなった
2025年1月の時点で、札幌市内には就労継続支援B型事業所が656カ所、A型事業所が129カ所あります。
B型事業所は「さっぽろ障がい者プラン2024」で決められた利用者数の見込みを大きく超えてしまい、札幌市は2025年12月1日から新しい事業所の指定を原則ストップしました。
これは、B型事業所が増えすぎたことで質の低い事業所も増えてしまって、利用者にとって本当に必要な支援が受けられない状況を改善するための対策です。新しく作れないということは、今後B型事業所の選択肢が実質的に限られてくることを意味します。
A型事業所は適正な規模を維持
一方で、A型事業所は札幌市内に129カ所と、B型の約5分の1の規模にとどまっています。
A型事業所は雇用契約を結んで最低賃金がきちんと支払われる仕組みなので、もともと開設するハードルが高く、急に増えることはありませんでした。
いまのところ札幌市からA型事業所に対する新規指定ストップなどの規制はなく、質を保った運営が続けられています。札幌東区エリアでも駅近でアクセスの良いA型事業所が安定した運営を続けています。
札幌市独自の支援事業も2027年度末で終わる
札幌市には、国の制度とは別に、障害のある方の就労を支援する独自の事業があります。この事業は小さめの事業所(5人以上を雇用)を対象に年間約1億4千万円の補助金を出していて、いま13の法人・約100人が利用しています。
でも、札幌市はこの独自事業を2027年度末で終わらせる方向で調整しています。国の障害者就労支援制度が定着したことを理由としていますが、事業が終わってしまうと、小さめの事業所で働いている方は仕事を失ってしまう可能性があります。
この動きからも、札幌市が就労支援事業所の「量より質」への転換を進めていることがわかります。
2027年4月から始まる「更新条件の厳しい変化」とは
B型事業所の更新基準が大きく厳しくなる
札幌市は、令和9年(2027年)4月から、就労継続支援B型事業所に対してとても厳しい更新基準を設けることを発表しました。
具体的には、次の基準を満たさない事業所は原則として指定を更新しません:
1. 工賃を給付費から払っている事業所は更新できない
- 生産活動で得た収入からきちんと工賃を支払う必要がある
- 国からの給付金だけに頼った運営は認められない
2. 平均工賃が月3,000円より少ない事業所も更新できない
- 利用者にきちんとした工賃を払えない事業所はなくなっていく
3. 生産活動の収入と支出を明確に分ける必要がある
- 事業の収入と経費をきちんと管理できない事業所は不適格
この基準は令和6年(2024年)4月1日から施行された札幌市の条例に基づくもので、2027年4月からの更新時から本格的に適用されます。
なぜ札幌市はこんなに厳しい規制を始めるの?
背景には、給付金や補助金を目当てに開設された質の低い事業所が増えてしまったことがあります。
本来、B型事業所は利用者が生産活動を通じて工賃を得る場所ですが、実際には作業がほとんどなく、給付金だけで運営している事業所もありました。これでは利用者のスキルが上がらず、社会参加にもつながりません。
札幌市の厳しい基準は、こうした不適切な事業所をなくして、本当に支援が必要な人に質の高いサービスを届けることが目的です。利用者のことを第一に考えた改革ですが、事業所選びはより慎重になる必要があります。
A型事業所への影響は?
A型事業所は雇用契約を結ぶので、もともと最低賃金の支払いが義務付けられています。給付金だけでなく、生産活動での収益が必要という点は、A型事業所にとって最初からの前提条件です。
全国的には、令和6年度の報酬改定の影響でA型事業所の閉鎖も増えていて、2024年3月から7月だけで全国329カ所が閉鎖されて、約5,000人が解雇や退職を余儀なくされました。
ただ、札幌市が今回始める厳しい基準は主にB型事業所を対象としていて、A型事業所に対する新たな規制はいまのところ発表されていません。もともと基準が高いA型事業所にとって、札幌市の規制強化による直接的な影響は限られています。
長く安心して通える事業所を見分ける5つのポイント

ポイント1: 安定した仕事があるか
事業所が長く運営を続けるには、続けられる仕事があることが欠かせません。一時的な軽作業や単発の仕事だけでなく、ECサイト運営やIT業務など、長期的な仕事があるかを確認しましょう。
たとえば、ネクサスリンクのようにヤフオクを中心としたECサイト運営に力を入れている事業所は、続けられる業務があって収益も安定しています。
仕事の内容がはっきりしている事業所は、利用者への賃金や工賃の支払いも安定していて、長く働ける環境が整っています。
ポイント2: 最低賃金がきちんと保証されているか
A型事業所は雇用契約を結ぶので、最低賃金の支払いが法律で決められています。北海道の最低賃金は時給1,010円(2024年10月1日時点)なので、これがきちんと保証されているかを確認しましょう。
一方で、B型事業所は工賃制ですが、札幌市では2027年4月から平均月額3,000円より少ない事業所は更新できなくなります。将来の収入の安定性を考えると、雇用契約があって最低賃金が保証されるA型事業所のほうが安心です。
ポイント3: 利用者がずっと通い続けているか
利用者が長く通っている事業所は、それだけ満足度が高い証拠です。見学のときには、利用者の様子や雰囲気をよく見てみましょう。
また、事業所の稼働率(定員に対する実際の利用者数)が高いことも大切です。B型事業所が赤字になる最大の原因は「利用率の低さ」とされていて、稼働率が低い事業所は経営が不安定な可能性があります。
見学や体験のときに、「どのくらいの方がずっと通っていますか?」「定員に対して何名くらい利用していますか?」と聞いてみるといいでしょう。
ポイント4: 札幌市の基準を満たしているか
札幌市は、指定の取り消しや効力の停止を受けた事業所の情報を公式サイトで公開しています。
過去に虐待や不適切な工賃の支払いなどで処分を受けた事業所は、運営体制に問題がある可能性があります。気になる事業所がある場合は、札幌市の公式サイトで確認することをおすすめします。
また、2027年4月からの厳しい基準に対応できるかどうかも、事業所の体制を見極める大切なポイントです。
ポイント5: 駅から近くて通いやすいか
ずっと通い続けるには、駅から近くて悪天候でも通いやすい場所にあることが大切です。札幌の冬は雪や寒さが厳しいので、駅から離れた場所にある事業所は通うのが負担になることがあります。
地下鉄の駅から歩いて行ける距離、できれば駅直結の事業所なら、天候に左右されずに安心して通えます。アクセスの良さは、長く働き続けるための大切な条件のひとつです。
札幌東区で就労支援事業所を探している方は、東区役所前駅直結のような通いやすい立地の事業所を選ぶことで、冬場でも安心して通所できます。
A型事業所とB型事業所、どちらを選べばいい?
こんな方にはA型事業所がおすすめ
- 安定した収入がほしい方
- 週20時間以上働ける体力がある方
- 将来は一般企業で働きたいと考えている方
- 社会保険に入りたい方
A型事業所は雇用契約を結ぶので、最低賃金が保証されて、雇用保険や社会保険にも入れます。IT業務やEC運営などのスキルを身につけながら、安定した収入を得られる点が大きなメリットです。
うつ病で仕事を辞めてしまった方や、適応障害で休職中の方も、A型事業所なら体調に合わせて働きながら、少しずつ社会復帰を目指せます。無理のないペースで復職を目指したい方にもおすすめです。
こんな方にはB型事業所が向いている
- 体調が不安定で週20時間働くのが難しい方
- まずは短い時間から働き始めたい方
- 自分のペースでゆっくり作業したい方
B型事業所は雇用契約がないので、体調に合わせて柔軟に通う時間を調整できます。ただ、札幌市では2027年以降、B型事業所の選択肢が減る可能性があることは知っておく必要があります。
B型事業所からA型事業所への移行を考えている方は、移行の不安を解消する方法について詳しい情報を確認してみてください。
ネクサスリンクが選ばれる理由

ヤフオクを中心としたEC運営で安定した仕事
ネクサスリンクは、ヤフオクを中心としたECサイト運営に力を入れている就労継続支援A型事業所です。商品登録や在庫管理、お客様対応など、実践的なEC業務を通じて、これからの時代に必要なITスキルを身につけられます。
Webデザインやデータ入力など、いろいろな業務があるので、自分の得意なことを活かしながら働けます。続けられる仕事があるので、安定した経営のもとで長く働ける環境が整っています。
EC業務は在宅でも応用できるスキルなので、将来的な一般就労や在宅ワークにもつながります。
東区役所前駅直結で通いやすい
ネクサスリンクは、地下鉄東豊線・東区役所前駅から歩いて1分、セレスタ札幌ビルの中にあります。駅直結なので、雪の日や雨の日でも安心して通えます。
札幌中心部からのアクセスもよくて、通勤時間を短くできるので、体調管理がしやすく、長く働き続けやすい場所です。
冬の札幌でも駅直結なら服装の調整もしやすく、体調が不安定な方でも通所しやすい環境です。
最低賃金保証で安心の収入
A型事業所として雇用契約を結ぶので、北海道の最低賃金がきちんと保証されます。B型事業所のような工賃制ではなく、働いた時間に応じて確実にお給料がもらえるので、生活の計画が立てやすくなります。
さらに、200円のおいしいと評判の特製ランチも用意していて、ヴェールクレールの特製パンも社割で買えます。働きやすい環境づくりにも力を入れています。
週20時間から体調に合わせて働ける
ネクサスリンクでは、週20時間以上の勤務が基本ですが、体調に合わせて勤務時間を調整することもできます。最初は短い時間から始めて、少しずつ勤務時間を増やしていくこともできます。
一人ひとりの状況に合わせた働き方ができるので、無理なく続けられる環境が整っています。
まとめ
札幌市の就労支援事業所は、2027年に向けて大きく変わろうとしています。B型事業所は新しく作れなくなって、いまある事業所も厳しい更新基準をクリアする必要があります。
一方で、A型事業所は雇用契約に基づいた安定した働き方ができて、最低賃金も保証されています。長く安心して通える事業所を選ぶなら、しっかりした仕事があって、札幌市の基準を満たしているA型事業所がおすすめです。
ネクサスリンクでは、見学や体験をいつでも受け付けています。ヤフオクを中心としたEC運営というこれからのスキルを身につけながら、安定して働ける環境を整えています。就労支援の選び方や利用開始までの8ステップについても詳しい情報がありますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
参考情報
- 札幌市公式サイト「就労継続支援B型における新規事業者指定の一時停止」
- 札幌市公式サイト「指定就労継続支援B型における条例遵守の徹底、指定更新の要件化等について」
- 北海道新聞デジタル「障害者就労支援 札幌市の廃止方針は疑問」
- Yahoo!ニュース(共同通信)「障害者300人解雇、退職か 就労事業所閉鎖」
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